スポーツコミュニティ


コラム

Column

2025.8.4

「見えない努力が、私を強くする」バレーボール・細沼選手が語る“キャプテン初挑戦”と成長の軌跡

「今の自分があるのは、学生時代の“地獄のような練習”を乗り越えてきたから」
そう語るのは、女子バレーボール界で注目を集める若きキャプテン・細沼選手

華やかなプレーの裏に隠された“努力の積み重ね”とはどんなものだったのか。
そして、初めてキャプテンを任された今、彼女は何を思い、どうチームを導こうとしているのか。等身大の言葉で、その真意を語ってくれた。

「なんでやめないの?」と言われた日々
学生時代、とにかく練習は厳しかった。練習のたびに泣くこともあったし、走って、吐いて、また走って…。
その姿を見た人からは「なんでそこまでして続けるの?」と疑問をぶつけられることもあった。

でも、やめようとは思わなかった。バレーボールが好きだったし、「自分を変えたい」「もっと強くなりたい」という気持ちが、毎日の練習を支えてくれた。

いま思うと、「あの頃の努力が自分を作った」
当時はただがむしゃらに練習していただけ。
でも今、キャプテンという立場になって振り返ると、あの苦しい経験があるからこそ、どんな局面でも粘れる自分がいる。
どんなに強い相手がきても、怖くはない。

キャプテン初挑戦――「自分が一番声を出す」と決めた
キャプテンになったことで、意識は大きく変わった。「私が一番声を出す」「ミスした時こそ、仲間の背中を押す」。
そう決めてからは、自分自身に対しても責任を持てるようになった。

試合中、仲間のプレーに悩んだり、自分のパフォーマンスが出せない時もある。それでも、前を向く。今は「みんなの心を一つにする」ことが、自分の一番の役割だと思っている。

「バレーボールを通して、自分が変われた」
昔の自分は、人前に立つのが苦手で、発言にも自信がなかった。でも今は、誰かに頼られるキャプテンになれたと思う。
バレーボールを通して、自分の内面まで変われたことが何より嬉しい。

「キャプテンだから」じゃなく、「細沼がいたから勝てた」と言われたい
目指すのは、“勝てるチーム”ではなく、“誰かの心に残るチーム”。
キャプテンとして結果を出すのはもちろん、「細沼がいたから、このチームは変わった」と思ってもらえるような存在でありたい。

編集後記
細沼選手の言葉の一つひとつには、強さと優しさがにじんでいた。
努力をひけらかすわけでもなく、ただ“続けること”の大切さを体現する姿は、多くの人に勇気を与えてくれる。
バレーボールという競技を通して人としても成長していく、そんな彼女の未来が楽しみだ。

YouTube番組「アスリートキャリア」出演中
▶【女性アスリート応援】バレーボール注目選手・細沼綾が語る!辛い練習を経験して強くなれたキャプテンの覚悟

細沼綾さんをもっと知りたい方はこちらから
細沼綾さんInstagram
細沼綾さんTikTok

メールでのお問い合わせはこちら

お電話お問い合わせはこちら

tel:045-565-9128

受付時間 : 平日9:00~18:00
(土日祝、GW、夏季休暇、年末年始を除く)

採用情報RECRUIT INFORMATION

詳細はこちら >

メディア情報MEDIA INFORMATION