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Athletes Support

セカンド
キャリア事業

プロまたは企業スポーツに所属していた方々の
セカンドキャリアとして、
積極的に採用しています

スポーツコミュニティ株式会社は、プロまたは企業スポーツに所属していた方々のセカンドキャリアとして、積極的に採用をしております。
2016年に陸上競技を引退し、スポーツコミュニティに入社してくれた近藤彩乃さんはどうしてスポーツコミュニティを選んでくれたのか?
現役時代の話から現在の業務に至るまで、セカンドキャリア採用者としての経験を語ってもらいました。

近藤 彩乃さん
インタビュー

Event example

近藤 彩乃 こんどう あやの

出身大学/
立命館大学
前  職/
株式会社ノーリツ
企業スポーツ活動 ノーリツ女子陸上競技部所属
競  技/
女子陸上(長距離・マラソン)
競技成績/
2014年パリマラソン11位(日本人1位)
2015年東京マラソン12位(日本人4位)
2016年東京マラソン13位(日本人4位)
入社年月/
2016年4月

大学から実業団に入った動機

※近藤=近藤彩乃さん(以下、敬称略)

インタビュアー:
大学を卒業して実業団に入ったのは、どういう理由や想いで入ったのですか?

近藤:
元々は大学までで競技人生を終えようと思っていたのですが、大学時代に自分が思うような結果が残せなかったんです。
このままでは自分自身納得がいかない、やりきれないなと思っていた時に実業団から声がかかったんです。
これはチャンスだと思い、どうせなら自分が納得いくところまでやってやろうと思い実業団のある株式会社ノーリツに入社する事を決意しました。

実業団時代の練習と仕事について

インタビュアー:
実業団時代の練習や仕事はどんな割合(バランス)でやっていたのですか?

近藤:
練習は基本的に月曜日から土曜日で日曜日は朝だけ軽めの練習をしていました。
仕事は週2日、午前中の3時間だけ働くという内容でした。
ただ、夏場や秋の駅伝の前になると合宿や試合などに出ており、ほとんどいない事もありました。

自分が一番活躍できたと思う大会は?

インタビュアー:
自分自身が一番活躍できたなと思う大会はどの大会ですか?
近藤:私が実業団に入ってから活躍できたなと思う大会は2つあるんですが、1つは3年目の時に出場した「関西実業団選手権」という大会です。
普段はマラソンや5000m以上のトラック競技など長距離レースに出場していたんですが、元々スピードには自信があったのでその時だけ1500mに出場しました。
その大会で実業団に入ってから初めて3位に入り、表彰台に上がる事ができました。
その時、会社の方からもたくさん「良かったね」という声を掛けて頂いたり全国の出場権も得る事ができたので自分の中でとても印象に残っているレースです。

もう1つは自分の競技生活最後のレースとなった「東京マラソン2016」です。

その時期は、足の怪我があり思うように練習できていない状況ではあったんですが、最後のレースという事もあり自分を動かすものが何かあったのか自己ベストを更新して日本人4位でゴールする事ができました。
競技人生の集大成だったので、いい形で終える事が出来たのかなと思います。

大会などで活躍した時に

インタビュアー:
実業団選手は、いい成績を残したり活躍したら、普段あまり関わりのない社員からも声をかけてもらえると思うのですが、その時はやはり「やってて良かったな」って思いますか?

近藤:
そうですね。会社の名前が入ったユニフォームを着て走るので、結果がいいと同じ部署の人たちだけでなく、他の部署の社員さん達も喜んでくれました。「自分達も仕事頑張るよ!」とか「結果聞いたよ。おめでとう!」って社内の人たちから声をかけて頂き、尚さら頑張ろうと思えました。
また同時に自分たちの陸上部自体の存在意義も感じる事ができてました。

競技人生を終えようと思ったキッカケ

インタビュアー:
競技人生を終えようと思った一番のキッカケは何だったんですか?

近藤:
まず実業団に入る時に3年を1つの区切りにして、そこでまだ足りないと思うかやり切ったと思うかで続けるか辞めるか決めようと思い競技に入りました。そんな中でちょうど3年目に入る直前に大きな怪我をしていまいまして、練習を思うようにできなかったりして、心と体が上手くついていかない時期が続いたんです。
その時期に、この怪我と付き合いながら競技人生を何年も続けるのは厳しいなと思い、これが自分の体の限界なのかなと感じました。
ちょうど自分で決めた3年まであと1年だったので、たとえ痛くてもそこまでは我慢してやり切ろうと思いました。そういう意味で、やはりその時の怪我が一番のキッカケにはなったかなと思います。

新しいキャリアでは
どんな仕事を探していた?

インタビュアー:
実業団を辞めて、新しい仕事に就こうと思った時にどんな仕事を探していましたか?

近藤:
元々、大学の時からずっと幼児体育の仕事をしたいと思っていて、実業団に入った時も辞めた時もそれは変わらずで、幼児体育の仕事が出来る会社を探していました。

体操教育の現場で感じた事

インタビュアー:
まず現場を見て下さいと会社から言われて初めて現場を見たときに、どういう風に感じましたか?

近藤:
まずトランポリンの大きさにビックリしました。こういう大きなトランポリンがあるんだという風に感じたのが1つです。
あとは先生と子供たちとの雰囲気がすごくいいなと思いました。体操をしながらコミュニケーションがすごく良く取れていました。

インタビュアー:
実際に現場へ出るようになって、やっていて面白いなと思う事は何ですか?

近藤:
子供たちとの何気ない会話も楽しいんですが、教える子が出来ていなかった技が自分の言った言葉や動きのアドバイスなどで上達したり、出来てなかった技が出来たりすると子供たちが喜んでくれるので、それがとても嬉しいです。

インタビュアー:
ありがとうございます。それとは反対に仕事で大変な事はありますか?

近藤:
自分自身が体操未経験なので、指導の中でどれが正解かわからない時があります。
あとは、さっきとは逆で自分のアドバイスで子供を混乱させたりする事も何度かあったので言葉がけの部分が難しいなと思います。
特に自分が見ているのは幼稚園の子たちなので、大人が使う言葉だと子供たちが理解できない場合があるのでそういった言葉がけの部分は気をつけています。

スポーツを通じて
子供たちに伝えたい事

インタビュアー:
では最後に、今まで陸上を通して学んできた事があると思いますが、スポーツを通じて子供たちに伝えたい事はありますか?

近藤:
「体を動かす事は楽しい」って思ってもらえる事が、自分が一番伝えたいことです。
その上で、スポーツのルールや約束事など社会に出ても必要な事を一緒に学びながら成長していければと思っています。

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