- 2025.6.4
「支社に行かない日」が、働き方を変えていく。——西村さんが語る“現直日”という選択肢
「月曜と水曜は、出社せずに家から仕事を始めて、そのまま現場へ。これが“現直日(=現場直行日)”の働き方です。」
そう話してくれたのは、スポーツコミュニティで活躍する西村さん。
「働き方改革」って聞くと、ちょっと堅い言葉に感じるかもしれません。
でも西村さんの話を聞いてみると、それは“ちょっと暮らしがラクになる仕組み”だったり、
“自分らしい時間を取り戻すきっかけ”だったりするようです。
「朝、家から仕事が始まる」という選択肢
通常、西村さんの業務は、まず支社に出勤してから現場に向かうというスタイル。
でも“現直日”にはそのルールが変わります。
12時になったら自宅でZoomの始礼に参加し、ペアの指導者と打ち合わせをした後、そのまま現場へ直行。
そして、指導が終わったら自宅に直帰できる。
「指導会場が遠い日は、15時ごろに家を出て17時から現場に向かいます。
それまでは自宅でパソコン作業をしたり、打ち合わせをしたり。
午前中は洗濯や家事もできるので、生活にもゆとりが出るようになりました。」
と西村さんは語ります。
次の日が「現直日」だと、夜も心に余裕が
実はこの制度の良さは、仕事の“後”にもあります。
以前は、夜21時まで指導があり、自炊する余裕もなく、コンビニごはんで済ませて寝るだけ……という日も多かったそう。
でも次の日が現直日だと、出勤がない分、夜の時間にも少しゆとりが持てる。
「現直日があるおかげで、自炊する時間もできたし、引っ越しの手続きなんかも午前中に済ませられて助かりました。」
西村さんのように一人暮らしをしている社員にとって、これはかなりありがたい制度のようです。
会わなくても、つながれる工夫を
「でも、出社の回数が減ると、人と会う時間が減るのがちょっと寂しくて……」
と西村さん。だからこそ、Zoomではカメラをオンにして、顔を見ながら話すことを大切にしているそうです。
ペアでの打ち合わせも、電話だけでなくZoomを活用。ときには上長も交えて、3〜4人で打ち合わせをすることもあります。
「画面越しでも、しっかりコミュニケーションを取れる環境があるので、孤独を感じることはないですね。」
もっと自由に、もっと健康に
「できれば金曜日にも現直日があったらうれしいなと思っています。
でも、出社して顔を合わせるのもやっぱり大事なので、バランスは難しいところですけどね(笑)」
——社会人=フル出勤・フル残業の時代は、もう昔の話。
西村さんのように、働き方を少しずつ、自分に合うスタイルに変えていける会社も増えています。
あなたが将来社会人になったとき、どんな働き方ができると心地よいですか?
そんな問いを考えるヒントが、この“現直日”には詰まっているかもしれません。
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